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2019/09/07

[ブログ]ドキュメンタリー映画 隣る人

ドキュメンタリー映画

「隣る人」
2012年公開のドキュメンタリー映画
8年間かけて取材を重ねた結果、映画の中の風景は、カメラがそこに存在しないかと思うような自然体。
だからこそ垣間見える子どもの不安定で脆く、危うい表情が、観てるものの心に訴えかける。
親ってなんだ。
家族ってなんだ。
子どもが一人の人間として、尊重されるべきであるのに、今の日本の児童福祉は、世界から「社会的なネグレクト」だと揶揄されている。
子どもの虐待死も後を絶たない。
この「隣る人」の中で、職員が子どもを抱きしめるシーンが頻繁に出てくる。
極論、、、。
子どもに愛情を伝える時に、余計な事は何もいらない。ただ抱きしめてあげるだけで良い。
この映画の職員のように。
本当に、そうなんじゃないかと、私は思っている。
repoとしては最短文だけど、色々と内容を書いてしまうのも違うかなと思ったり。
私の言葉からではなく、映画を是非観ていただけたらという想いから、ここまでで終わろうと思います。
ただ、何度かこんな話をしていますが、最後に。
今の日本では、養護施設は無くてはならない施設です。
職員の方々の尋常ではない、愛情、葛藤もこの映画から痛いほど伝わります。
全く批判の意はなく、特別養子縁組で安定的な、より家庭的な環境がこういった子どもたちにも届くと良いなと。
改めて強く感じます。
&family..
千田真司